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DDX41遺伝子の変異がドナー由来白血病の発症に与える影響の検討

研究の目的

 胚細胞DDX41変異がドナー由来白血病に関与している可能性がケーススタディ(Berger et al. Leukemia 2017、Kobayashi et al. Leukemia 2017)によって示唆されている。しかし、これらの報告は個別症例の報告にとどまっており、胚細胞DDX41変異がドナー由来白血病に関与しているかは、正確には検証されていない。
 本研究の目的は、JMDPを通じて移植を受けた症例の中で、ドナー由来白血病を発症した症例のドナー血液のDNAを用いて、DDX41変異解析を行うことによって、ドナー由来白血病に胚細胞DDX41変異が関与しているのかを検証することである。


研究の方法

 移植を受けた症例のうちドナー由来白血病を発症した症例のドナー血液DNAについて、DDX41を標的とした次世代シーケンサー解析を行う。日本人の白血病非発症者における胚細胞DDX41変異の頻度とドナー由来白血病と胚細胞DDX41変異の頻度を比較し、ドナー由来白血病における胚細胞DDX41変異の意義を明らかにする。


研究実施期間

2025年1月~2027年3月


研究計画書

  • 研究計画書(ダウンロードいただくには、JDCHCT HP のWeb認証が必要です。)

倫理審査結果通知書


研究組織

京都大学大学院医学研究科 腫瘍生物学講座


個人情報について

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問い合わせ先

小川誠司 sogawa-tky@umin.ac.jp


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愛知県長久手市岩作雁又1番地1 愛知医科大学内
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