二次調査を伴う臨床研究

　本邦におけるALアミロイドーシスに対する造血幹細胞移植の成績と予後因子を後方視的に解析し、造血幹細胞移植の有用性を検証する。

• 二次調査の対象
  
  　「移植登録一元管理プログラム(Transplant Registry Unified Management Program: TRUMP)」に登録された「単クローン免疫グロブリン沈着症(アミロイドーシス)」症例のうち、1999年12月から2015年12月までに造血幹細胞移植(複数回移植を含む)が施行されたすべての自家造血幹細胞移植症例を対象にする。

• 調査項目
  
  　アミロイドのタイプ、血清・尿中M蛋白、アミロイド浸潤臓器、染色体異常、UA、NT-proBNP、BNP、トロポニンT、FLC、寛解導入療法、幹細胞採取レジメン、移植前Best response(血液学的効果・臨床効果)、造血幹細胞移植後治療、移植後Best response(血液学的効果・臨床効果)、転帰および最終観察日。

• 調査方法
  
  　調査票を用いて上記の調査項目データを収集する。

• 二次調査研究計画書（ダウンロードいただくには、JDCHCT HP のWeb認証が必要です。）

• 京都鞍馬口医療センター　倫理審査結果報告書（ダウンロードいただくには、JDCHCT HP のWeb認証が必要です。）

研究承認日～2024年3月(予定)

• データ収集期間：2018年2月28日（水）
  
  対象施設の連絡責任医師・入力担当者の皆様宛てにメールにてご案内をいたしました。 ご施設での倫理審査の為、締切日までにご提出が難しい場合にはデータセンターまでご連絡ください。

• 二次調査票（ダウンロードいただくには、JDCHCT HP のWeb認証が必要です。）

日本造血細胞移植学会　多発性骨髄腫ワーキンググループ（WG）

研究代表者
独立行政法人地域医療機能推進機構京都鞍馬口医療センター　淵田　真一

WG責任者
金沢大学医薬保健研究域医学系細胞移植学　高松　博幸

共同研究者
日本赤十字社医療センター　塚田　信弘
自治医科大学附属さいたま医療センター　河村　浩二
独立行政法人国立病院機構 岡山医療センター　角南　一貴

　本研究では個人情報(プライバシー)を保護するため、患者の氏名、現住所、電話番号を取得しない。調査対象医療施設内での患者の同定のため、施設内でのみ氏名やカルテ番号情報との連結が可能となっている。医療情報は登録番号を用いて同定され、研究の結果が公表される場合にも患者のプライバシー保護に配慮する。

研究事務局
独立行政法人地域医療機能推進機構京都鞍馬口医療センター　血液内科　淵田　真一
〒603-8151 京都市北区小山下総町27
TEL: 075-441-6101　FAX: 075-441-6102
E-mail: sfuch0614@gaia.eonet.ne.jp