二次調査を伴う臨床研究

最新のお知らせ

慢性好中球性白血病と非定型慢性骨髄性白血病に対する同種造血幹細胞移植成績の検討

研究の目的

 慢性好中球性白血病と非定型慢性骨髄性白血病に対する同種造血幹細胞移植の治療効果や有害事象を検討し、本疾患に対する移植療法の有効性と安全性を評価します。本研究により、稀少疾患である慢性好中球性白血病と非定型慢性骨髄性白血病の今後の治療法の開発に役立つと考えています。


研究の方法

 日本造血細胞移植データセンターが管理する移植登録一元管理プログラムには、これまでに日本で同種造血幹細胞移植を受けた患者さんの移植後の治療成績が登録されています。今回の研究は、移植登録一元管理プログラムに登録されている慢性好中球性白血病と非定型慢性骨髄性白血病の患者に関して、移植前の臨床情報(患者背景、血液学的検査、血液生化学検査、移植前の臨床経過、原疾患の背景など)を二次研究として調査します。本研究では、2014年12月31日までに、同種造血幹細胞移植を受けた方慢性好中球性白血病と非定型慢性骨髄性白血病の患者を対象とします。これは各移植施設で保管している過去の診療データの一部の項目を対象としています。よって、検査や治療などを追加で実施することはありません。
診療データに関しては個人情報を保護した形で各移植施設から長崎大学病院に送付されます。長崎大学病院にてそれらの臨床情報と移植後の成績の関連性について解析を行います。この研究の解析結果は、医学的な学会や学術誌などで公に発表して、今後の移植医療の発展に寄与するように努めます。


二次調査研究計画書 (ファイルをご入用の際は研究事務局までお問い合わせ下さい。)

  • 二次調査研究計画書

倫理審査結果通知書 (ファイルをご入用の際は研究事務局までお問い合わせ下さい。)

  • 長崎大学病院 研究許可書
  • 日本造血細胞移植データセンター 倫理審査結果報告書

研究期間

研究承認日から2017年12月31日まで


研究機関

日本造血細胞移植学会 ワーキンググループ(慢性骨髄性白血病(CML)/骨髄増殖性腫瘍(MPN)【成人】【小児】)


連絡先

本研究に関する連絡先は以下の通りです。本研究はTRUMPを用いた匿名化データを使用していますので、 個人情報漏洩の危険はありません。本研究における移植情報の使用に関し疑問がある方は遠慮なくご連絡下さい。

研究事務局
長崎大学病院 血液内科 糸永英弘
電話番号:095-819-7380
FAX番号:095-819-7538
E-mail:itonaga-ngs@umin.ac.jp


〒480-1195
愛知県長久手市岩作雁又1番地1 愛知医科大学内
TEL:0561-65-5821 / FAX:0561-65-5822
QMS
FS 698007/ISO 9001
ISMS
IS 698006/ISO 27001
Copyright 2013- The Japanese Data Center for Hematopoietic Cell Transplantation All rights reserved.
page top